Archive for the ‘今丘佳の高校教師レポート’ Category
[教師]授業レポート 1/26
今日は、最後の授業。
分娩台を使わない産院での出産の様子を収めたDVDをみんなで観ました。
生徒達からの感想をご紹介させていただきます。
[教師]授業レポート1/19
先週の授業を受けた生徒達に、一週間経って、いまどんな風に感じているか聞いてみました。
『思った以上に原発のことが大変なことになっているんだと思った』
『政府は肝心なことをなにもやっていないことがわかった』
などなど、以前とはずいぶん違った反応でした。
今週は、【最後の被爆医師、肥田舜太郎氏】が語った内部被爆の恐怖を一緒に読みました。
読み終えた後、生徒達から寝る時間のことや睡眠時間のこと、食べ物のこと、子どもへの影響など心配や質問が色々出ました。
まずは、危機感をもって、関心をもってくれたこと、本当によかったと思っています。
とても残念なことではありますが、現実的にはこれからの学校教育の中に
実生活の中での放射能対策の方向の授業が必要だと感じます。
生徒達が自分の身を守ることが、未来の子ども達の命を守ることになるのですから。
来週は最後の授業です。
―――――――――――――――<参考資料>―――――――――――――――――
内部被曝の恐怖 肥田舜太郎
「何ミリシーベルト以下なら大丈夫」はウソ
― “最後の被曝医師”が語る人体に与える内部被曝の脅威 ―
【肥田舜太郎】
’17年広島生まれ。医師。広島市への原爆投下により自身が被爆、その後被爆者の救援・治療にあたる。臨床体験をふまえて「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる症状や、内部被曝、低線量被曝の影響に関する研究にも携わった。
【解説:内部被曝と外部被曝】
内部被曝と外部被曝では、被曝の仕方が全く異なる。内部被曝では、透過性の低いアルファ線、ベータ線のエネルギーがほとんど体外に逃げることなく、人体に影響を与える。これに対して、外部被曝では透過性の低い放射線は届かず、主に透過性の高いガンマ線で被曝する。体内に摂取した際に危険なのはアルファ線、ベータ線を出す核種である。
肥田舜太郎氏
私はこれまでずっと広島・長崎で被曝した患者を診続けてきました。原爆のときは、火傷をしたり全身の粘膜から血が噴き出したり、頭髪が抜けるなどの急性症状がありましたが、今回の福島原発の場合は、長期的な「内部被曝」の影響が心配されます。
よく年間何ミリシーベルトだとか、毎時何マイクロシーベルトまでなら大丈夫だとか言われていますが、これは外部被曝の場合のことです。内部被曝というのは外部被曝と違って、放射性物質を体内に取り込んでしまい、1日24時間ずっと被曝し続けるというものです。
その影響は、その人の年齢や健康状態、生活態度、免疫の状態にもよりますし、その症状がいつでてくるかも、誰にもわからないことだからです。医者である 私にだってわかりません。個人差があるので「必ず危険」だとも限りませんが、その人が病気になったり死んだりする可能性をアップすることだけは確かです。
日本の政府や学者がついているいちばん大きなウソは、「(外部被曝線量が)年間何ミリシーベルトなら大丈夫です」ということ。内部被曝のことを全く 考慮 していません。体内に入る放射性物質は「それ以下なら大丈夫」ということはない。少しでも体内に入ったら、長期的に被曝し続ける。微量な被曝であれば大丈夫というのは間違いです。
専門家というのは、政府の責任を隠したり、業界の利益を守ったりするために、ときに意識的にウソをつくことがあります。中には知らなくて言っている人も いますが。正確には、「今は大丈夫です。でも先々は病気になる可能性もありますし、何とも言えません」と言うべきでしょう。
福島原発事故後の例で私が実際に報告を受けたもので言えば、多くは放射線に敏感な子どもに初期の被曝症状が現れています。
下痢が続いて止まらない、しばらくしたら口内炎が出るとか、のどが腫れて痛いとか。多くの母親が心配していたのは子どもの鼻血です。鼻血がずっと続いて 止まらない。そのうちに、両親にもそんな症状が出てくる。これは福島に限りません。私のところには、東京や神奈川、静岡などからもこういった相談が寄せら れました。
広島・長崎でも、爆心地近くにいて大量の放射線を浴びたわけではないのに、時間がたつにつれて被曝の症状が現れてくる人が数多くいました。こうした長期 被曝患者に特徴的だったのは、猛烈な倦怠感があって動けなくなり、働けなくなるという症状を訴える人が多かったことです。集中力がなくなったり下痢が続い たり。本人もどうすればいいのかわからない。勤め先や家族の中でも信用されなくなり、社会的な存在価値を失ってしまう。医学的にはどこも悪くないので、医者にかかると「ノイローゼ」(当時は神経衰弱)と診断されてしまいます。私たちはこれを「原爆ぶらぶら病」と呼んでいますが、この人たちは生きていくのが 本当につらかっただろうと思います。
被曝をできるだけ少なくするために、「原発からとにかく遠く逃げろ」とか「汚染されてない食べ物を食べろ」などと言われています。でも、そんなことは誰にでもできるわけではない。
家も仕事も地元の人間関係も放り投げて逃げられる人が、どれだけいるでしょうか。事故がおきて9か月以上経っています。これまで1日3食として800食以上、まったく汚染されていない食べ物を食べ続けている人は少ないでしょう。
遠くに逃げても生活できて、汚染されていない食べ物を調達できるというのはごく一部の人々です。ほとんどの人々は、放射能汚染されたこの日本で生きざるをえない状況になっています。
「放射線に対抗する唯一の方法は?」
◆放射線に対抗する唯一の方法は、生まれつき持っている免疫力を弱めないこと
私は、「自分で自分の身体を守るしかない」とはっきり言います。特別な方法はありません。「放射線に対する免疫力を弱めないように、健康に生きる」という、この一点につきます。
人間の祖先は40億年前にこの地球上に現れてから、紫外線と放射線でどんどん死んでいきました。奇形もどんどん生まれていった。しかし、長い年月を経て 進化を続け、放射線に抵抗できる免疫をつくってきました。その結果、いま紫外線や放射線の影響を受けても、地球上で毎年生まれれる新生児10万人のうち、 1人くらいの奇形が生まれるレベルにまで免疫を高められたんです。
ですから、放射線に対抗する手段は、これまでの「動物としての人間の生き方」に学ぶしかない。夜更かしして夜遅くまで遊び回るなんて、せいぜいここ数十 年のもの。その前は太陽とともに寝起きしていました。いちばん大事なのは「早寝早起き」です。そうしないと、先祖から引き継いできた免疫力が低下してしま います。
それから、食べ物の食べ方。日本人の主食はコメですが、よく噛まない人はその8割9割を便として排出してしまっています。これは、口の中で唾液中の酵素 ジアスターゼとコメが十分交わらずに腸がうまく吸収できないためです。ですから「食事のときによく噛め」というのは、人間の免疫力を保持するための鉄則な んです。免疫という意味で言えば、味噌や梅干しなど、日本の伝統食品である発酵食品が放射線から守ってくれるというのも頷ける話です。
人間は6つのことしかできません。睡眠、食事、排泄、働く、遊ぶ、セックスです。この一つ一つに、健康に生きていくための法則がある。これは広島・長崎の 被爆者を長生きさせるために、被爆者と一緒に研究し、実践してきたことで得た教訓です。誰にどんな影響がでるかわからないからこそ、免疫力を保持し、健康を守って生きるしかないのです。
多くの学者はそのことを言わない。「年間何ミリシーベルトまでなら安全です」と言うだけです。内部被曝を受けていれば、先々は安全かどうかなんて誰にもわからない。彼らは「わからない」ということを認めたくないのです。
[教師]授業レポート2012/1/12
- 『日本の代表である国会の人は正直何も考えていないと思うし、自分も何も考えていない、だけど自分がどうにかしなきゃいけないと思ってしゃべっている児玉先生はすごいと思った。あぁいう人がいるからまだ日本は生きているんだね!!』
- 『原発問題って思っていた以上に大変だと思った。早く国が動かないと小さい子どもがかわいそう。』
- 『あれだけ児玉先生が訴えているのに日本の政府は何をやっているんだとつくづく思う。日本が終わってしまいそうになってしまっている時に、金だのデメリットだのと言っている場合じゃないと思う。』今の日本は新しい命や小さな命のことよりも[今]のことや[自分]のことばかりだと思う。つくづく日本は終わってしまうんだろうなと思う。政治とかを誰にやらせても結果、[自分]のことばかりになってしまうのだと思う。
- 『色々はなしてたけど難しくてよくわからなかった。でももっと良くなるようなことがあるのに国が動いていないこともわかった。』
[教師]授業リポート12/15
今年最後の授業。
引き続き、内部被爆について一緒に学びました。
使わせて頂いている資料は、医学博士、崎山比早子先生監修の【低線量内部被ばくから子どもを守るために】という冊子。
この冊子は、文字だけでなく、データをわかりやすい表にまとめてあったり、一目でわかるイラストを使ったりしながら、難しいことをわかりやすく表現してくれているスグレモノ。
これを紹介してくださったのは、実際お子さんのいらっしゃるパパさんで、子供たちを放射性物質をはじめとする様々な化学物質から守ろうと活動していらっしゃる方です。
こういう方のご協力があって成り立っている授業。
こちらの熱も益々入るというものです。
生徒も、カラダへの具体的なダメージの情報を知ってだんだん必要性がわかってきたのか、真剣に取り組み始めました。
とにかく繰り返し、繰り返し、危険性と、対策の必要性を訴えかけていきます。
[教師]授業リポート 12/08
[教師]授業リポート 11/24
[教師]授業リポート 9/15
さて、前回に続いて今日の授業は自分の人生の未来のことを年表にしていくのに これからのことを想像をしてもらいました!
卒業したら大学か専門学校に進学希望の生徒がほとんど。
そこで、何を学びたいかもこの時期大体決まっていますねー。
そしてそこから先のことも、想像とは言えないほど具体的な子も。。。
留学希望の生徒、ニューヨークに留学後卒業したらプロ野球選手。メジャーリーグを経てコーチ。。。。。
ネイルの専門学校希望の子は、卒業後に自宅でネイルサロン開業。その後結婚、25歳で男の子のママに。。。。。
その他、ヘアメイクアーティストになりたい、経済を学んで将来出世したい、などなど。
想像というか、夢というか、具体的な目標の子も!
生徒達はとても楽しそうで、少し書いては『先生、見て!見て!』 『先生! これどぉ?』 と今日はあちこちから呼ばれまくり(笑)
『どれどれー!』と見に行くとしゃべる、しゃべる(^O^)
そこで私からの投げかけで更に促進されてどんどん広がったり、具体的になっていく。
しっかり聴いて受け止めて、そしてこちらからも投げかけてのキャッチボール。
対話の大切さをあらためて実感できた授業でした(^з^)-☆
次回はいよいよ、実際の年表作りにチャレンジです!
[教師]再開 9/8
夏休みが終わり、授業再開!
なんだか生徒達の様子が違う。。。
髪を切ったり、スッキリ感満載!
高3の彼ら、このところどうやら進学にカカワルあれこれを経験してきたらしく、ずいぶん大人びたカンジ。
そんなプチビックリ感の中、今日の授業は年表作り。
今までの自分を振り返り、これからの進路や将来の希望的な所までを作っていきます。
『教科書に載ってる偉い人の年表のオレ版つくるんだね!!!』
とノリノリの生徒達。
今日はその初日の授業。
まずは生まれる前のエピソードを聞いていればそれを。
→これは名前のことを書く子が多かったですね。つけた由来とか。親の想いが伝わります。
次に記憶は無いけど、どんな赤ちゃんだったか、聞いていることがあれば。
→これは、よく泣いていた、動きが活発だった等、親から聞いていることが結構ありました。
そして、保育園や幼稚園時代。
→初恋話! ここは聞いてもいないのに詳しく話す子が数人!
小学校、中学校、そして高校。
→もう、恋バナ全開(笑)
頼んでもいないのに、恋の行方を詳しーく話てくれた J 君。
フツーにウケちゃいました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
青春ってヤツですねー。
次回は未来編をやっていきます!
またまたどんなことが飛び出してくるのやら。
発想豊かな彼らに脱帽かも、デス。
[教師]リポート721
平成5~6年生まれのうちの生徒達が、今の時点で結婚や出産に関して一体どの位の現実味があるのか?
そこで今回は、日本の平均アレコレを取り上げてみました。
平均アレコレ、まずは初婚年齢!
平成21年の平均だと、男性30.4歳 女性28.6歳
年齢が高いのでみんなビックリ。
続いて初産年齢。
これは平成20年の平均で、29.5歳。
この平均値、結婚平均年齢に比例し、昔に比べるとかなりなハイペースで上がってきています。
ここでみんなに質問。
自分が生まれたのはお母さんが何歳の時?
これまた30歳と答えた子ばかり。
わからない子は夏休みの宿題に!
出生率は40年前に比べると半分に減少。
生徒達からは『えー、やっぱ景気が悪いから子供産めないのかなー?』の声。
実際、保険会社の試算によると出産から大学卒業までの養育費プラス教育費でオール国公立で、2859万円。
オール私立理系だと、4051万円。
これを聞いたやんちゃなK君。
『そんな大金掛けて育ててくれたのーーー!?
俺、育ててもらった分は働いて返そうと思ってたけど、そんなに返せないよぉ!!』
と、悲鳴にも似た声。
私。『その気持ちをご両親に伝えるだけでも喜ぶと思うよー!』
そう、自分の子供にしていけばいいんですよね(^O^)
さて、夏休み前、最後の授業は楽しくあっという間に終了。
次回は9月。
もうその頃には生徒達も進路の確定です。
[教師]レポート7/14
今日の授業はDVDは使わず、完全Face to face。
受精から生後10ヶ月までの赤ちゃんの特徴を学びました。
受精後2ヶ月位の間の喫煙やアルコールが胎児に与える影響を知った生徒達はかなり衝撃を受けていました。
そして新生児クイズ!!!
新生児に備わっている原始的能力、3つあげなさい。
これは意外にも男子が正解\(^o^)/
皆さんはお分かりですか?
正解は
1.口に入ったものを吸う
2.手の平にふれた物を握る
3.一日の大半眠る
誰に教わった訳でもないのに、生きる術として身についているんですね。
もう一つ、生徒達が喰いついた話題。
それは赤ちゃんが泣いた時の対応。
泣くのはお話がまだ出来ない赤ちゃんが発信する信号です。
その信号にお母さんが即座に対応してくれると、赤ちゃんは『自分は影響を与えることが出来る存在』と学習していきます。
それが、泣いても泣いても誰も反応してくれないと『自分は何をしてもムダ』と学習していきます。
これを学習性無力感、といいます。
こんなことが生後一ヶ月で既に始まっていることに驚いていました。
あらためて、コミュニケーションってとても大切ですね!
暑い中での授業でしたが、みんなしっかりノートをとったり質問したり。
お疲れ様でした!!!



